「甘えさせる」と「甘やかし」は似ているようで全く違う~接し方の具体例~

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sora
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はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。

このブログでは、主に子育てについて書いています。

毎週水曜・土曜20時に投稿中です★

育児の中でよく聞く言葉に「甘えさせる」と「甘やかす」があります。どちらも似たように思えますが、実は子どもの成長に大きな影響を与える違いがあります。

「甘えさせる」は、子どもが安心できる環境を作り、自立の土台を築くこと。一方で、「甘やかし」は子どもの要求を際限なく受け入れ、自立を妨げてしまうことです。

sora
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意味が全然違うので注意が必要です。

では、具体的なシーンごとに違いを見ていきましょう。

 

「甘えさせる」と「甘やかし」は似ているようで全く違う~具体例~

泣いたときの対応

💡 甘えさせる場合

子どもが不安や悲しさを感じて泣いているとき、「怖かったね」「悲しかったね」と気持ちを受け止め、抱きしめてあげます。

→ 子どもは「安心できる場所がある」と感じ、気持ちを落ち着かせる力を身につけることができます。

⚠️ 甘やかす場合

「おもちゃ買ってあげるから泣かないで」など、泣くこと自体を否定したり、物で気をそらしたりすることが当てはまります。

→ 子どもは「泣けばなんとかなる」と学習し、感情を自分でコントロールする力が育ちにくくなります。

 

わがままを言った時の対応

💡 甘えさせる場合

「◯◯が欲しいんだね。でも今日は買わないよ」と優しく伝えつつ、気持ちを受け止めます。

→ 子どもは「要求が通らないこともある」と学びつつ、気持ちを整理する練習ができます。

⚠️ 甘やかす場合

「うるさいから買ってあげる」「泣くと面倒だから」と要求をすぐに受け入れてしまうことです。

→ 我慢する力が育たず、「自分の思い通りにならないと嫌」と感じやすくなります。

 

お手伝いの場面

💡 甘えさせる場合

子どもがお手伝いをしたいと言ったら、多少時間がかかっても「ありがとう、助かるよ」とこちらの気持ちを伝えて手伝ってもらいます。

→ 「自分は家族の役に立っている」という自信につながり、お手伝いが持続し自立にも役立ちます。

⚠️ 甘やかす場合

「危ないからやらなくていい」「ママがやるからいいよ」と最初からやらせないことです。

→ 子どもは「自分はやらなくていいんだ」と思い、挑戦する気持ちが育たず、自立を妨げる結果につながることもあります。

 

夜の寝かしつけ

💡 甘えさせる場合

「おやすみ」と優しく声をかけ、一緒にいることで安心感を与えます。

→ 子どもが安心して眠れるようになり、徐々に一人で寝る力が育つようになります。

⚠️ 甘やかす場合

子どもが「寝たくない!」と言ったら、好きなだけ遊ばせたり、親が根負けして夜更かしさせる行為をさします。

→ 生活リズムが崩れ、疲れやすくなったり朝起きられなくなったりして、心身への影響が心配です。

 

さいごに:「甘えさせる」と「甘やかし」は似ているようで全く違う

「甘えさせる」は、子どもが安心しながら自分で考えたり成長できる環境を作ることです。

反対に「甘やかす」は、子どもの気持ちをコントロールせず、成長の機会を奪うことです。

子どもがかわいそうだから・・と言って甘やかす行為は子どもの将来に大きく影響するかもしれません。

子どもは「甘えたい時期」にしっかり甘えることで、安心して自立していきます。

sora
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私は余裕がある時は、積極的に甘えさせています。

しっかり線引きをして、子どもが大きくなった時困らないように接していきましょう(^^)/

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