
はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。
このブログでは、主に子育てについて書いています。
毎週水曜・土曜20時に投稿予定です★
次女たぬちゃんが、不満がある時に黙ることがよくあります。

自分の気持ちをうまく言葉にできないのか、言いたくても言えないのか、理由はわからないけれど、もし克服できるならサポートしたい!
私と同じような悩みを抱えているあなたに向けた記事となっています。何か一つでもお役に立てれば嬉しいです(*^^*)
子どもが気持ちを言葉にできず黙ってしまう原因

子どもが自分の気持ちを言葉にできず、黙ってしまう原因はいくつか考えられます。
年齢や発達段階に応じて理由が異なることもありますが、一般的な原因には以下のようなものがあります。
感情の表現方法をまだ学んでいない
小さな子どもは、感情を適切に言葉にする方法をまだ学んでいる途中です。
「悲しい」や「イライラする」といった感情の名前や意味を十分に理解していない場合、気持ちを伝えにくくなります。
感情が混乱している
複数の感情が同時に起きると、子ども自身が何を感じているか整理できなくなります。
このため、頭の中で考えがまとまらず、黙ってしまうことがあります。
失敗や批判を恐れている
自分の気持ちを言葉にしたときに、大人や友達から否定されたり、正しく伝えられなかった経験があると、表現することに対して不安を感じ、黙ってしまう場合があります。
親や大人が「話を聞いてくれる」という安心感がない
子どもは、話を聞いてくれる相手が必要です。
大人が子どもの話を急かしたり、あまり聞かないと、子どもは「どうせ話しても伝わらない」と感じて黙ってしまうことがあります。
言葉の発達段階や語彙の不足
幼児期や低学年の子どもは、言語発達の段階でまだ表現の幅が狭く、適切な語彙が見つからないことが多いです。
このため、「なんとなく感じていること」はあっても、それをどう伝えればいいかが分からないという状況に陥ります。
環境のストレスや疲労
幼稚園や学校でのストレス、家庭での変化などが影響し、子どもが精神的に疲れていると、気持ちを言葉にする余裕がなくなることもあります。
発達障害や言語障害の可能性
コミュニケーションに困難を感じる発達障害(自閉スペクトラム症など)や、言語発達に遅れがある場合も、気持ちを言葉で表現することが難しい場合があります。
私自身が意見を言えない理由について考える
私は40歳ですが、未だに気持ちを言えず黙ってしまうことがあります。
その原因として思い当たる項目が2つありました。
- 感情が混乱して考えがまとまらない。
- 失敗や批判を恐れている。
失敗や批判を恐れてしまうのは、私が子どもの頃に経験したことが影響していると思います。
親に自分の意見を言うと否定されたり頭ごなしに叱られたり、その反応が見たくなくて言いたいことが言えなくなり、克服できないまま意見の言えない大人になりました(´;ω;`)
全て親のせいではなく、意見を言えるように努力しなかった自分にも原因はあります。また、性格や家庭以外の環境もあると思います。
それでも家庭環境の影響は大きいと思うので、子どもたちには意見の言いやすい環境を作って意見の言える大人になるようサポートしいていこうと思います(`・ω・´)
子どもが自分の気持ちを言葉に出せるための対処方法

子どもが少しずつ自分の気持ちを話せるようになるには、繰り返し練習することが大切です。
親や大人がサポートしながら、以下のアプローチを試してみましょう。
安心して自分の気持ちを表現できる環境を提供することが、成長を助けます。
感情の名前を教える
子どもが自分の感情を理解するためには、まずその感情に名前を付けることが大切です。「悲しい」「嬉しい」「怒っている」「不安」など、日常の中で感情に対して言葉を使いましょう。
たとえば、「今、悲しいのかな?」と声をかけることで、子どもはその感情に気づくことができます。
自分の気持ちを共有する
親自身が自分の感情を表現する姿を見せることも効果的です。
「今日は少し疲れているから、早く寝たいな」といった形で、自分の気持ちを日常的に伝えることで、子どもは感情を言葉で表現する方法を学びます。
感情について話し合う時間を作る
日常の中で、子どもと一緒にその日の出来事や感じたことを話し合う時間を設けると良いです。
たとえば、寝る前の時間や食事中に、「今日、何か楽しかったことはあった?」や「困ったことがあった?」などの質問をして、話しやすい環境を作ってあげます。

わが家でも、食事中や寝る前に今日あったことを報告しあっています★一日を振り返ってゆっくりお話しできるのがこのタイミングです。
感情を否定しない
子どもがどのような感情を抱いても、それを否定せず受け入れることが大切です。
たとえば、怒っている子どもに対して「そんなに怒るのはダメ!」と言うのではなく、「怒っているんだね。その気持ちを聞かせて」と促すことで、安心して気持ちを話せるようになります。

子どもが泣いたり怒ったりしていると、自分も冷静になれない時がありますよね(-_-;)
絵やゲームを通じて感情を表現する
小さい子どもは言葉で感情を伝えるのが難しいことがあります。
そんな時は、絵を描かせたり、感情を表すカードやゲームを使って遊びながら感情を表現できるようにすると良いでしょう。絵やキャラクターで感情を描くことで、言葉を超えて感情を表現する手助けになります。
本や絵本を活用する
感情をテーマにした絵本を一緒に読むことも有効です。
本の中の登場人物がどのような感情を感じているのかを話し合いながら、感情を言葉にする練習ができます。
肯定的なフィードバックを与える
子どもが自分の感情をうまく表現できたときには、「自分の気持ちを教えてくれてありがとう」「その言葉を使って教えてくれてうれしいよ」と、前向きなフィードバックを与えましょう。
そうすることで、子どもは自信を持って感情を表現できるようになります。

このアイメッセージは夫がよく使っているので、私もマネしようと思います(`・ω・´)
聞く姿勢を大切にする
子どもが何かを話そうとした時、すぐにアドバイスや解決策を提示するのではなく、まずはしっかりと話を聞くことが大切です。
自分の気持ちを安心して伝えられる環境があると、子どもは話しやすくなります。
子どもが将来自分の意見を言えるように!

これらの方法を実践することで、子どもは自分の感情を理解し、適切に表現する力を少しずつ育んでいくことができるでしょう。

時間がかかるし毎日のことなので、とても根気のいること。
でも自分の気持ちを言えるようになることは自立に向けた大きな一歩。これから家庭で取り組んでいきたいです。
まとめ:子どもが自分の気持ちや意見を言葉にできず黙ってしまう原因と対処方法
✅感情の表現方法をまだ学んでいない。→感情の名前を教える。
✅感情が混乱している。→聞く姿勢を大切にする。
✅失敗や批判を恐れている。→感情を否定しない。
✅親や大人が「話を聞いてくれる」という安心感がない。→聞く姿勢を大切にする。
✅境のストレスや疲労、語彙力不足や発達障害の可能性。
✅親自身が感情を口に出して表現する。
✅今日あったことを感情を含め話し合う時間を設ける。
✅絵やゲーム、絵本などを通じて感情表現を学ぶ。
✅子どもが自分の感情を表現できた時は、親のアイメッセージで肯定的なフィードバックを与える。




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