子どもに「呪文」をかけていませんか?親の言葉が子どもをつくる

子ども
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sora
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はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。

このブログでは、主に子育てについて書いています。

毎週水曜・土曜20時に投稿予定です★

まだ長女が2,3才の頃、私は長女に「呪文」をかけました。

虫はこわい、という「呪文」を。

長女さっちは、今でも虫をこわがって触ることはありませんが、虫に興味はあって本で読んだ虫の知識を私に色々話してくれます。

sora
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家中虫だらけにされても困るけど、もし捕まえたり触ったりできたら、今よりもっと楽しく虫の事に興味を持てたのではないかと、自省しています(´;ω;`)

虫に限らず、知らず知らずのうちに子どもに「呪文」をかけてしまっていることがあります。

親の言葉が子どもをつくる、と言っても過言ではないと思います。

気になる方は、最後まで読んでみてください。

 

親の言葉は「呪文」になる:子どもの感情に与える影響とその対策

子どもは親の言葉に敏感です。ときにその言葉は、魔法のように子どもの感情や行動を形づくる力を持ちます。

特に「怖い」「危ない」といった言葉は、子どもの心に深く影響を与える可能性があります。

この記事では、親の言葉がどのように子どもの感じ方を左右するか、そして子どもの健やかな成長をサポートするための言葉遣いについて考えてみます。

親の「怖い」は子どもの「怖い」になる

子どもは成長過程で周囲から学びます。その中で、親の感情や反応は子どもにとって大きな学びの源です。

例えば、以下のような場面を想像してみてください。

  • 親が虫を見て「キャー!」と叫ぶ。
  • 親の言うことを聞かないと「暗い部屋へ連れていくよ」と話す。
  • 新しい経験に対して「失敗するかもしれないからやめよう」と言う。

これらの言葉を繰り返し聞くと、子どもは「虫=嫌い、怖い」「暗い部屋=怖い場所」「新しい挑戦=失敗する可能性が高い」といったイメージを無意識に吸収します。

sora
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例えば駐車場では車が出入りする場所だから遊ばない、と伝えることは子どもにとって必要な情報です。正しくおそれることも大事。

このように親の言葉は呪文のように、子どもの心に信念として刻まれるのです。

子どもの過剰な「怖さ」を育てないためにできること

言葉の影響を知った上でどのように接すればよいのか、以下のポイントを意識してみてください。

「怖い」ではなく「注意が必要だね」と言い換える

たとえば、虫を見たときに「怖い」と言う代わりに、「驚かせないようにそっと見てみよう」と伝えることで、恐怖心を育てずに興味を持たせることができます。

sora
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触れない虫については、図鑑で触れない理由を一緒に調べるのもいいですね!

 

未知の経験にポジティブな視点を持つ

新しい挑戦について、「うまくいかなかったらどうしよう」ではなく、「興味があるなら試してみよう」という声かけで子どもの意欲を伸ばせます。

たとえ親から見て失敗するとわかっていても、そこはぐっとこらえてポジティブなフレームで話すことで子どもの好奇心を引き出せます。

sora
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失敗しても、挑戦したことが素晴らしいよと褒めればまた子どもは挑戦しようという気持ちになります。

 

自分の反応を振り返る

親は、子どもの前で何かに対して大きく反応した後、自分の言動を振り返る時間を持つのも大切です。

私がよくやってしまうのは、子どもがこけた時。

私が「あっ!」と大きく反応する+こけたことが相乗効果となって、そこまで痛くないケガなのに重症化させてしまいます(;^ω^)

 

脅さなくてもいい声かけや対応

私が子どもの頃、親の言う通りにしないと「暗い部屋に連れていく」と脅されていました。

これってただの脅し(;^ω^)そして暗い部屋=恐怖と感じ、過剰に部屋や廊下に電気をつけてしまいます。昭和時代に受けたしつけですが、気づくと私も親と同じことを子どもに言ってしまっています。

「暗い部屋に連れていく」は言いませんが、「歯磨きしないんだったら一人でお留守番だね~」と外出時に時間に余裕がないと脅してしまいます。

言わなくてもいい環境を作ることができればいいのですが、余裕がない時はつい口にしてしまいます。

sora
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いっそのこと何もしゃべらない方がいいのかも。私は貝になりたい・・。

 

脅したり、頭ごなしに叱ることは即効性がありますが、子どもには不満だけが残りいずれこの方法は効果がなくなります。子どもはなぜ叱られているのか理解できていないからです。

 

例えば寝転がってご飯を食べているとき

sora
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寝転がって食べると、食べ物が急にのどに詰まって息ができなくなることがあるから、座って食べようね。

スーパーへ買い物に行って店内を走っているとき

sora
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走っていると他の人にぶつかってケガをするかもしれないから、歩こうね。

このように、子どもにわかるように理由を話せばたいていは納得して行動を改めてくれます。

またクイズ形式にすると、楽しくやり取りできるのでおススメです♪

 

言葉選びで子どもの未来が変わる

親の言葉は子どもにとって、世界を解釈するための「初めての辞書」のようなものです。

本当に危なくないものは、恐怖心を与える言葉ではなく、好奇心や安心感を育む言葉を選ぶことで、子どもたちの可能性を広げることができます。

sora
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私は長女さっちの育児で、身をもってこの事を体験しました。

「親の言葉は呪文になる」ということを意識して、日々の育児に役立ててみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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