
はじめまして(^^)私は愛媛で子ども4人を育てている母親soraです。
このブログでは、主に子育てについて書いています。
毎週水曜・土曜20時に投稿中です★
以前、お隣のお友だちがうちに遊びに来た時、ちょうど三女こぶちゃん(4才)が泣いていました、それを見たお友だちが、

子どもを泣かせたままにするなんてかわいそう・・。
と言っていました。一応説明はしたけどわかってくれたかな?
「泣かせたままにする=良くない」という考えの人もいて、それが悪いとはいいませんが、わが家では理由があって「泣かせたままにしている」ことがあります。

語弊があるといけないのでお伝えしておきますが、乳児のようにまだ言葉が話せない場合は、このテーマの対象外です。
「子どもを泣かせたままにしている」理由を説明していきます。
子どもを泣かせたままにする親が一概に悪いとは言えない理由

泣くことも成長の一部
子どもは泣くことで感情を表現し、気持ちを整理する力を育てます。
親がすぐに泣き止ませようとせず、子ども自身が落ち着くのを待つことも大切です。

泣きやませようとすると、逆に激しく泣いたり泣く時間が長くなったりすることもあります。お話のできる年齢であれば、落ち着いたあとに話を聞くようにしています。
甘やかしすぎを防ぐため
子どもが「泣けばすぐに要求が通る」と学んでしまうと、わがままが増える可能性があります。
子どもが自分の思い通りにならなくて泣くと、親がお菓子をあげたり動画を見せたりすることがあるかもしれません。
また、親が一貫性のない対応をしている(初めはNGだったのに泣くとOKになる)と、子どもは泣いて要求を通すようになることがあります。
状況によっては、親があえて泣かせたままにすることで、子どもが自分で気持ちを整える力を身につけることができます。
注:「甘やかし」と「甘えさせる」は全く違います。私は子どもに「甘えさせる」は積極的に行うようにしています(*^^*)
安全が確保されていれば問題ない
子どもが危険な状況にいるならすぐに対応すべきですが、そうでなければ泣かせておいても問題ない場合があります。
例えば、眠たくてぐずっているだけなら、無理にあやさず落ち着くのを待つことも一つの方法です。
癇癪を起しているときも、周りにケガをするようなものがないか確認して落ち着いて泣き止むまで待ちます。癇癪を起しているときは、泣き止ませようとすると逆に興奮することがあるからです。
親自身の余裕が必要
親も常に完璧ではいられません。疲れていたり、どう対応していいかわからなかったりすることもあります。
無理に泣き止ませようとすると親のストレスが増え、かえって子どもに悪影響を与えることもあります。
しつけの一環として
例えば「おもちゃを買ってもらえないから泣く」などの場合、親が一貫した態度をとることが重要です。
一度でも、泣いているからという理由でおもちゃを買ってしまうと、小さい子どもでもそのことを覚えているので、「泣けばおもちゃを買ってもらえる」と学習します。

わが家の子どもたちも、2.3才の頃はおもちゃを買ってほしくて泣くことがありましたが、一度も買ったことはありません。
おもちゃが置いてあるお店に買い物に行くときは、子どもたちに前もって「今日は〇〇を買いに来たから、おもちゃは買わないよ」と話しておくこともあります。
「泣いてもおもちゃを買ってもらえない」と子どもが理解するまで親も子も忍耐が必要ですね(`・ω・´)
子ども自身が納得するまで待つことで、社会性を学ぶ機会にもなります。
さいごに

子どもを泣かせたままにしているのが一概に悪いとは言えない理由、ご理解いただけましたか?
子どもが泣くと、ついつい要求を聞き入れて解決したくなると思います。ですが、一度それをしてしまうと習慣になり、その習慣をやめることはもっと大変になります。
初めのうちは、親と子の忍耐勝負になるでしょう。その勝負に勝ってくださいw。
でもその勝負がついてしまえば、後々育児は楽になります。子どもも自分で気持ちの整理や切り替えができるようになります。
ただし、放置しすぎて子どもが精神的に不安定になる場合は問題です。
また、「甘えさせる」のと「甘やかし」を混同しないように気を付けたいですね。

大切なのは、状況を見極めながら、子どもの心に寄り添うことです。
と、自戒の念もこめて。参考になれば幸いです。
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