現在、4人目の長男(4ヶ月)を完母(完全母乳)で育てています。
上の子3人も、全員母乳で育ててきました。
母乳育児について、思う事を綴ります。
1人目、初めての母乳育児(混合)は辛かった
1人目の時は、産後のダメージが大きく、数ヶ月は食欲がなくて母乳の出が悪く、3ヶ月目までは混合でした。
命がけの出産を終えると、休む間もなく、ボロボロの体で赤ちゃんのお世話が始まりました。
初めての抱っこ、初めての授乳、わからない事だらけ。
ふにゃふにゃの体の赤ちゃんを扱う時は、自分の体に力が入っているのがわかりました。
授乳では、うまくおっぱいを吸わせられず、乳首が切れ、
しばらくは、授乳のたびにこの痛みと闘っていました。
正直いって、授乳の時間が苦痛でした(´;ω;`)
赤ちゃんは、もちろん待ってくれません。
混合について(あくまで私見)
混合で育てている期間は、私にとってはとーっても重労働でした。
赤ちゃんが、お腹が空いてふにゃふにゃ言い出したら、本泣きが始まる前に、
お湯をわかして、それを冷ましてミルクを作り、
そのミルクを更に人肌に冷まして、
その後、母乳をあげて→足りない分ミルク
という流れ。
飲み終わったらゲップをさせて
(1人目の育児で、ゲップがうまく出せない事が多くストレスだった)
そのまま寝てくれたらラッキーだけど
寝ない時は抱っこゆらゆら。
寝かしつけ完了。
ここで赤ちゃんと一緒に寝たいところだけど、
使用済みの哺乳瓶が待っています。
洗って、レンジで消毒。
産後しばらくは、産後ハイだったので、細切れの睡眠でも目はぱっちり開いて、それほど眠くありませんでした。
また、産後1ヶ月は実家にお世話になり、赤ちゃんのお世話以外のことは母親がしてくれていたので、
昼夜関係なく、赤ちゃんが寝ている時に、一緒に寝る、という生活ができていました。
産後、実家で過ごせたおかげで、心身ともに大分助けられました。
赤ちゃんの可愛さよりも、母乳の心配
産後1ヶ月が経つと、
その後は自宅に戻り、心細さを感じながら育児をしていました。
家事はほとんどできていなかったような・・・。
記憶がほとんどありません。
赤ちゃんがかわいい、という感情よりも
ミルク足りてるかな、
夜中、私が熟睡している間に何かあったらどうしよう、
この動きは異常じゃないのかな?
便秘気味だけど、この先どうなるのかな
など、
不安な気持ちが強く、
育児を楽しむ、赤ちゃんを可愛がる、という余裕はほとんどありませんでした。
2ヶ月後半ごろから
日中は母乳だけでミルクを与えなくても大丈夫、と助産師さんに言ってもらえました。
そんな頃、実家で過ごしている時、
母乳をあげた後に、赤ちゃんが泣いていると
「母乳が足りていないんじゃない?」
「ミルク足した方がいいんじゃない?」
と言われました。
助産師さんに、日中は母乳だけで大丈夫と言われたと、
親に説明しても納得してない様子で
何度も母乳不足だ、と指摘されました。
母乳に自信が持ててきた頃に、また自信をなくすようなことを言われ、
とても傷つきました。
親は、心配して言ってくれているのだけど、
当時は母乳に関して敏感で、ガルガル期も相まって、
気分が落ち込み、イライラしていたことを覚えています。
実家の居心地の悪さから、しばらくは実家と距離をおきました。
母乳育児で悩んでいる方のご両親、旦那さんは、
安易に「母乳が足りないんじゃないか」とか
言わないであげてください。
母は、頑張っています。
かける言葉は、ねぎらいの言葉だけで十分です。
混合から完全母乳へ
産後3、4ヶ月になり、
食欲が出てきてからは、体調も回復し、母乳が軌道に乗り始め、
やっと完全母乳になりました。
とても楽になった!という記憶があります。
赤ちゃんを可愛いと思えるようになってきたのもこの頃だったかな。
私には、哺乳瓶を洗って消毒する、という作業が面倒だったので。
しかもお出かけするとなると、哺乳瓶やらお湯やら、準備物も多くなります。
母乳はミルクに比べて、経済的ですしね。
気のゆるみが乳腺炎のきっかけに
やっと育児に慣れてきたころ、コンビニであま~いパンを買って2個くらい食べました。
その日の夜中、悪寒や頭痛がするので熱を測ると38℃。
初の乳腺炎になってしまいました。
翌日、夫の仕事が休みだったので、
出産した産婦人科へ連れて行ってくれました。
助産師さんに詰まっている所を絞ってもらい
その日の夜には治っていたと思います。
乳腺が詰まったときは、固くなったところを押しながら、
赤ちゃんに吸ってもらうのが一番いいよ、と教えてもらいました。
乳腺炎を甘く見ていましたΣ(゚д゚lll)
こんなに辛いとは(´;ω;`)
これ以降は、
食べ過ぎて、母乳がたまっている時には、こまめに搾乳をするようになりました。
しかし、ずぼらな私は、2人目の時も乳腺炎になってしまいました。
この時は、入浴中に詰まっている所をほぐしながら絞り出すと
つまりが取れて、高熱や頭痛が治まり、病院へ行かずに済みました。
3人目の時は、一度もなりませんでした。
4人目の今も、こまめに搾乳しているので、今の所大丈夫そうです。
2人目からの完母育児
2人目からは、母乳が出やすく、慣れもあって
一度もミルクは足さずに完母で育ててきました。
手間と言えば、おっぱいが張ってきた時の搾乳と、母乳パッドの交換くらいでしょうか。
お出かけは、私の体さえあれば大丈夫。
場所によっては授乳ケープが必要だけど。
授乳中は、幸せホルモンの分泌が盛んになってほわわ~ん(*´ω`*)
哺乳類に生まれて良かったなぁ、と感じます。
役目を終えたおっぱいさん
3人目の断乳後、おっぱいがしぼんでしまい、
もとの大きさに戻らなかった、というのが衝撃的で、ショックでした。
2人目までは大丈夫だったw。
唯一の悲しい出来事です(´;ω;`)
最後に
私は、哺乳類に生まれてきたのだから、母乳で育てると決めていました。
1人目はなかなか軌道にのらなかった母乳育児ですが、
食事や睡眠に気を付けて生活したり、
何度もおっぱいを吸わせたりすることで、
母乳の分泌が良くなりました。
努力をしても、母乳が出ない方、
また、やむを得ない事情でミルクにしている方もいらっしゃいます。
育児の仕方に正解はなし。
将来子供が大きくなった時に、
「母乳、あるいはミルクで育ったこと」って
ほとんど話題にならないですよね。
重要なのは、
親も子供も、無理せず元気で生活を楽しんでいるかという事だと思います。
4人目の母乳育児もあと少し。
貴重なその期間を楽しみたいと思います\(^_^)/
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